仮想CD機能付きUSB-HDD

I-O DATA の HDPG-SU シリーズと BAFFALO のHD-PSGU2 シリーズを実際に使ってるんですが、仮想CD機能付き USB-HDD としてはBAFFALOのHD-PSGU2シリーズのほうが使い勝手がいいですね。


両者とも同じコンセプトの似たような製品なのですが、違いとしてはまず仮想CD/DVDとしてマウントするCD/DVDデータを切り替えるアプリが I-O DATA の HDPG-SU シリーズは Windows Vista に対応していないのですが、BAFFALO の HD-PSGU2 シリーズはちゃんと Windows Vista にも対応しています。次に仮想CD/DVDとしてマウントするCD/DVDデータの登録方法については I-O DATA の HDPG-SU シリーズではまず専用の記憶エリアに専用のアプリで転送する必要があり結構時間がかかります(その記憶エリアに保存されたデータを仮想CD/DVDとしてマウントするのは一瞬で済みます)。そしてその記憶エリアの容量は限られており、CD で 6 枚分、DVDでは 1 枚分しか保存できません(合計容量4.7GB)。それに対し、BAFFALO の HD-PSGU2 シリーズは HDD が FAT32 でフォーマットされていなければならないという制限があるものの、同HDD上にあるCD/DVDデータを専用のアプリで指定するだけでマウントできるのでいくらでも仮想CD/DVD用データを保存しておけますし切り替え(マウント)も一瞬で済みます。また、FAT32 でなければならない制限があるとは言ってもパーティションを切って仮想CD/DVD用データの保存用のFAT32と一般用途のNTFSといった使い分けもできますので苦になりません(私は念の為、最初のパーティションFAT32にして使ってます)。ただ、サイズの大きなDVDデータの場合、BAFFALO の HD-PSGU2 シリーズは FAT32 の制限で 2GB までのDVDデータしかマウントできない・・・以前に保存できないので要注意です。この点に関しては I-O DATA の HDPG-SU シリーズに分がありますね。