不射の射

悪いプログラマはなぜ作られるのか? - 神様なんて信じない僕らのために

ここで語られている理想のプログラマ像は自分が思い描くそれとは大きくかけ離れているようなのですが、特に...

良いプログラマは、プログラムをすることを好み、
既に週80時間以上プログラムをして過ごしていても、
余暇にさえプログラムをするでしょう。

...このあたりは自分が思い描く理想のプログラマ像とは真逆だし、他トラックバックやブクマのコメントなんか参照しても異を唱える人がいないのがちと気になりました。"一人ガラパゴス諸島"な自分としては誰とも意見が擦りもしないというのはよくあることなのですが、そんな自分が理想のプログラマ像として思い描くのは「可能であるならば一切プログラミングをしないで適切に目的を達成してしまう」プログラマです。

で、なぜ、わたしがそれを理想とするのか察しのよい方はすぐに思い当たることかと思いますが、プログラムは一般的に短いほうがよいとされます。それはプログラムを1行でも書けばそこにはバグが潜む可能性が生まれ、コードが長ければ長いほど含まれるバグは増え、テストやデバッグ、メンテナンスと言ったコストは跳ね上がっていきます。で、あるならば適切に目的が達成できるのなら1行も書かないことが理想であるはずです。

多くの方はそんなのはあくまで極論だと思われるでしょうが、実際には思われるほど極論ではありません。というのも「目的」によってはプログラムを書かないでもちょっとした設定やツールの使い方ひとつで適切に目的を達成できてしまうことがままある為です。

それに加え、時間配分的にそれだけプログラミングやってるんだったら貴重な余暇は勉強や情報収集・情報交換に割り当てなければならないハズで、そんな四六時中プログラミングやってるようなプログラマは悪い意味で「良いコーダー」に過ぎないでしょう。...これは原文で言ってることが矛盾していますね。(^^;