SONY ウォークマン Sシリーズ NW-S739F

SONY ウォークマン Sシリーズ NW-S739F


NW-S739F を1週間少々使っていて気付いた点、特に NW-A919 との比較をまとめておきます。

たまにフリーズすることがある。
1年ほど使ってたNW-A919 は一度もフリーズなんてしませんでしたが、この NW-S739F はいまのところ2回ほどフリーズしました。フリーズ後は BACK ボタン等を長押ししているとリセットがかかり復帰しました。どうもおまかせチャンネルを使ってる時にフリーズしやすいようです。
専用イヤフォンが黒い。
NW-A919 では(ノイズキャンセルの為の)マイク部分はシルバーでしたが黒になってます。
専用イヤフォンのケーブルが長い
FMラジオのアンテナに使う為なのでしょうが、ケーブルが長すぎて邪魔でたまにひっかけてしまいます。
ノイズが結構入る。
NW-A919 ではこんなノイズは入りませんでしたが、恐らく静電気によるものと思われるノイズが結構入ります。元が iPod nano 2G みたいな酷い音質とは違うだけにこれは非常に残念です。
大きさ的には iPod nano 2G より微妙に大きい程度
NW-A919 は胸ポッケに入れるにはちょっとデカ過ぎ&重過ぎでしたが、十分に小さく且つ軽くなってます。ただ、本体がせっかく小さくなってるのに専用イヤフォンのコネクタの付け根が本体より厚みがあってちょっと萎えます。
メニューがスクロールして現れる。
これがフリーズの原因のひとつになってるような気がします。
おまかせチャンネルは選曲が無茶苦茶。
イデアとしては面白いと思うし、今後(の製品)に期待はしたいとも思うけど、現時点では選曲が無茶苦茶で全然用をなしてません。
筐体はヘアライン加工
周辺部分は光沢のあるポリエチレン系のような素材で、前面と背面は綺麗なヘアライン加工になっています。私が持っている NW-A919 は鏡面仕上げのアイスブラックのヤツで細々なキズが入りまくって今や悲惨な状態となっていますが、NW-S739F のこの表面加工であれば恐らくそんなことにはならないんじゃないかと思います。

追記

NW-A919と比べるとハードウェア的な操作性が悪い。
NW-A919のカーソルボタンは無骨でカッコ悪いんだけど操作性という観点からは優れていました。NW-A919を使ってなければ気にならないだろうしそうでなくともすぐに慣れて気にならなくはなるんだけど、NW-A919のユーザーからすると最初はすごく操作性が悪いと感じてしまいます。
専用イヤフォンのケーブルの分岐・合流ポイントがスマート
NW-A919ではこの箇所にちょっとした電子部品を組み込んでいるらしくごつくて不格好になっているのですが、NW-S739F のそれは普通のイヤフォンと同じような作りになっています。(逆にこの関係でノイズが乗ってしまうのかもしれませんが。)
テーマはかなりいい感じ。
個人的には筐体のヘアライン加工をイメージした「テーマ2」がツボに嵌ってます。このテーマと筐体のヘアライン加工で評価点+50%ってぐらいに気にいってます。逆にこのヘアライン加工とテーマがなければ、NW-A919と比べて結構マイナスなポイントがあるので恐らく私はこの買い物は若干失敗だったと評価していることと思います。